レモン酢の作り方を紹介!おいしいのにダイエットにも高血圧やコレステロールにも効果あり!?

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昔、部活のある土曜日には、よく母がレモンをはちみつに漬けたものをお弁当と一緒に持たせてくれました。レモンのクエン酸が疲労に効果があったり、ビタミンCが美白に効きそうだということはよく言われていまよね。最近はレモンにお酢と氷砂糖を加えてる作るレモン酢が大人気です。レモン酢は、美白や疲労回復効果だけではなく、ダイエット、高血圧、コレステロールの改善のほか、花粉症や耳鳴りなどにも効果が期待できるそうですよ。レモン酢の作り方や実際に試してみたレビューなどについてのメモです。

今、話題のレモン酢って何?

レモンに疲労回復効果や美白効果があることは昔から広く知られていますよね。

レモンに含まれる酸っぱい成分「クエン酸」には、代謝を向上させることによって疲労物質を体外に排出する効がありますし、「ビタミンC」には美肌の大敵である活性酸素を除去する抗酸化作用や風邪予防といった免疫力向上にも効果があります。

レモンが美容や健康に効果的だということはよくわかっているのですが、毎日食べるのはとても大変です。すっぱいし、そのまま食べるのは厳しいです。私も健康のためにと思ってたまに買ってみても、揚げ物にちょっと添えてみるだけで残りは腐らせてしまったり・・・。

レモン酢はレモン+お酢+砂糖などの甘味を組み合わせ、家で簡単に作れるシロップです。レモンや、レモンと同じように体にいいことはわかっていても毎日食べるのは難しいお酢を、毎日おいしく簡単に摂取することができます。(さらに長期保存可能なので想像以上に便利!)

美白やアンチエイジングといった美容が気になる人にも、コレステロールや動脈硬化などが気になる人にも効果が期待できるので、家族全員で試してみたいですね。



レモン酢の作り方

基本のレモン酢の作り方です。

実際に私も作ってみましたが、記載している分量はちょっと甘めです。炭酸水で割ったときに市販の炭酸飲料程度の甘味を感じます。すっきり感が好きな方は砂糖などの分量を3分の2程度に減らしてもいいと思います。

材料

  • 電子レンジ対応の保存瓶(800ml)
  • 氷砂糖180g
    (上白糖やきび砂糖などでもいいが、沈殿しやすいのでこまめにかき混ぜる)
  • 酢 400ml
    (穀物酢はお酢臭さが残るので、初心者には純米酢やリンゴ酢などがおすすめです)
  • レモン 180g(1個半から2個)

作り方

  1. レモンは表面をたわしでゴシゴシこすってワックスをとる。
  2. レモンを洗って表面の水を切ったら、約1cmの輪切りにする。
  3. 耐熱の瓶にレモンと氷砂糖を入れ、さらにお酢を入れる。
  4. 蓋をせずに瓶ごと電子レンジで加熱(500Wなら1分20秒、750Wなら50秒程度)
    ここでは氷砂糖は溶けていなくてOK。
  5. 電子レンジから取り出した瓶に蓋をして約12時間おいたらできあがり。

お砂糖をはちみつにかえる場合は、お酢400mlに対してはちみつ1カップ(200ml)程度にします。

基本のレモン酢作りで電子レンジを利用するのは早く作るためです。すぐに飲まないのであれば、電子レンジの作業を飛ばして常温で2週間程度つけておくことでできあがります。

電子レンジ用に耐熱容器を用意するのは大変なので、果実酒などをつけている瓶があれば電子レンジを使わない方法のほうか便利かもしれません。

電子レンジを使ったものも使わなかったものも、常温で1年間くらい持ちます。直射日光の当たらない場所で保管しましょう。

レモン酢の飲み方

どのような効果を期待しているのかによって1日の摂取量は変わりますが、毎日コツコツと続けることが大切なので無理はしないように。レモン酢本には1日にレモン酢大さじ1~2杯を水で薄めたものを1日2回、続けることによって血圧や血中脂肪値が正常値に戻ったという体験談がありました。

おすすめは、レモン酢大さじ1杯を2倍から3倍のお水やお湯で薄めて飲みます。炭酸水で割ってもすっきりとしておいしいです。もともと甘いので、糖分が入っていない単なる炭酸水でOKです。

牛乳にレモン酢を加えると、ヨーグルト風味のさっぱりとした飲み物になります。(分離して舌ざわりがあまりよくないので、私はちょっと苦手です・・・。)レモンに牛乳を加えると、カルシウムの吸収率が1.5倍になるので、お子さんのおやつにおすすめです。

また、紅茶にレモン酢大さじ2杯程度を加えればすっきりとしたレモンティーに。

お酒好きなら、ワインや焼酎、ウイスキーなどにレモン酢を加えてもおいしいです。

醤油にレモン酢を加えるとお刺身に合うそうです。すでに甘味がありますので、オリーブオイル+塩・こしょうを加えればカルパッチョにも使えます。お料理に使う場合は、はじめに甘味を控えめにしてレモン酢を作っておくとレパートリーの幅が広がって便利です。

余ったレモンは?

レモン酢は常温で1年間保存できますし、その間、レモンは取り出さなくて大丈夫です。

また、余ったレモンは1度だけなら再利用が可能です。2回目はお酢とお砂糖を半分にします。再利用は2度目まで。それ以上はレモン成分が出きってしまっているので効果は期待できません。

レモン酢を飲んだ後の余ったレモンは、みじん切りにした後、お砂糖をまぶし、耐熱皿に入れてラップをして電子レンジで2分ほど加熱するとマーマレードのようになっておいしいです。ヨーグルトに混ぜても、パンに塗っても、紅茶などに加えてもいいですね。クッキーを焼くときに種に混ぜたり、レアチーズケーキなどに加えてもおいしそうです。

レモンは皮に栄養があるので、ぜひ捨てずに食べましょう!

ちょっと気になるワックスを取り除くには?

普段、レモンは皮は捨てて果汁のみを使うことが多いですよね。レモン酢は皮ごとレモンをお酢に漬けこむので、表面の防腐剤やワックスがお酢に溶け込んでしまわないか不安です。本当は常にノーワックス・無農薬の国産レモンを使いたいですが、毎日続けることを考えると金銭的にも無理しないことが大切です。

レモンについた農薬などはお湯を流しながらたわしで表面をこすり洗いすればたいていは落とすことができます。それでも心配な場合、洗ったレモンを50度程度のお湯に5分から10分程度つけておいてから使います。

ワックスなどは油分でできているので、温かいお湯につけておけば溶けてしまいます。もちろん、お湯から取り出したら洗ってから使ってください。

レモンに含まれている有効成分は?

レモンには様々な有効成分が含まれています。

レモンポリフェノール

レモンポリフェノールは、レモンの皮に多く含まれるポリフェノールです。

レモンポリフェノールには、活性酸素を除去する抗酸化作用や、中性脂肪の吸収を抑制する効果、血圧上昇を抑制する効果があるといわれています。また、レモンポリフェノールには、毛細血管を強化する作用が認められています。

ビタミンC

ビタミンCは、レモンの果汁に多く含まれている成分です。

ビタミンCには、老化を防止する抗酸化作用のほか、シミやくすみを抑えて肌を白く保つ美白効果、コラーゲンの生成を促して肌にハリを与える効果、免疫力を高めて病気を予防する効果などがあります。

クエン酸

レモンには梅干しなどよりも多くのクエン酸が含まれています。

クエン酸には、カルシウムの吸収を促進したり、血流を改善させて老廃物の排出を促し、疲労を回復する効果などがあります。

リモネン

レモンの香り成分であるリモネンにはリラックス効果があります。レモンはアロマオイルなどでもよく使われて人気ですよね。すっきりと目を覚ましてリフレッシュしたいときにおすすめです。



レモン酢で期待できる効果は?

健康や美容に効果があるといわれているレモンですが、レモン酢を毎日とり続けることでどのような効果があるのでしょうか。

耳鳴り・坐骨神経痛

1日1個分のレモンのしぼり汁を摂取したところ、2~3か月で耳鳴りが少なくなったという体験談や、おしりから腰にかけて激痛が走る坐骨神経痛が1週間程度で軽減されたという体験談がありました。

耳鳴りや難聴には肩から上の血行の悪さが関係しているといわれます。レモン酢によって耳鳴りや坐骨神経痛などが改善されたのは、レモンによる血流改善作用やリラックス効果が影響していると考えられます。

毎日1個のレモンを用意して毎日食べ続けるのは大変ですが、レモン酢ならば長期保存が可能ですし、お酢の効果も合わせて期待できるので、毎日少しずつ続けられそうですよね。

ダイエット

市販のレモン果汁を毎食後に40ml~50ml飲んでいたところ、体重が1か月で4kg減少したという体験談がありました。

レモンに含まれるポリフェノールの1つ「エリオシトリン」には血液中の中性脂肪の吸収を抑える作用があります。さらに、脂肪細胞に働きかけて脂肪の燃焼を促進する作用も期待できます。女性だけではなく内臓脂肪に悩んでいるお父さんにもおすすめです。

ダイエット効果を上げるためには、食事と一緒に、あるいは食後にレモン酢を飲むのがいいでしょう。レモン酢が食事に含まれる脂肪分の吸収を抑えてくれます。

疲労・肩こり

レモン1個分のしぼり汁を水に薄めて飲んでいたところ、1週間程度で疲労感が軽減し、頭痛と肩こりが和らいできたそうです。

レモンに含まれるクエン酸によって疲労回復効果が得られたことや、血管をしなやかにする作用によって血流が良くなり、肩こりや頭痛が軽減されたと考えられます。

美肌

レモン水を摂取し続け、半年程度でシミが目立たなくなってきたという意見や、便通がよくなってきたという意見がありました。

レモンにはシミの原因である活性酸素を除去する抗酸化作用のほか、コラーゲンの生成を促す効果もあります。美白とアンチエイジングに効果があります。

血圧

レモンを毎日摂取することによって、血圧が30mmHg以上下がった人がいるという研究結果がでました。

レモンによって血管の壁がしなやかになり、動脈硬化などのリスクを抑えることができます。

また、血中のコレステロールや中性脂肪、尿酸値などの値もレモンを多くとる人の方が低くなるという傾向があります。特に、朝は体内でエネルギーを産出するために必須なクエン酸を効率よく摂取することができ、効果的だといわれています。

貧血

レモン酢を飲み続けることによって、貧血や肌の黒ずみが解消されたという体験談がありました。

レモンにもお酢にも体内への鉄分の吸収を向上させる効果があるため、貧血や血色などの改善も期待できます。

また、材料にショウガスライスを加えて作るレモンショウガ酢は、体を温める効果もプラスされるのでさらにおすすめです。ショウガは皮付きのままスライスして加えてください。

レモン酢、作ってみました!

お酢はあまり好きではないので「まずかったらやめよう」と思い、とりあえず上記の分量の半分でレモン酢を作ってみました。まずはレモン酢の味をレビューします。

国産のレモンを使ってみましたが、それでも何となくワックスや農薬は気になります。お酢にたっぷりと溶け込みそうなので・・・。

とりあえず、50度(ぬるめのお茶程度)くらいのお湯に10分間つけてみました。

お湯から取り出して、表面をたわしでこすった後のレモンです。見た目はあまり変わらずですが、触り心地がなんとなくツルツル感が薄まったかな?程度の違いです。

お酢は米酢を使い、砂糖は氷砂糖ではなく家にあったきび砂糖を使いました。甘さを控えたかったので、上の分量をすべて半分にしてさらにお砂糖は控えめに。レモン1個、お酢200ml、きび砂糖60gです。ちょっと色黒のレモン酢。

耐熱容器はレンジで使えるティーサーバーを使いました。レモンを入れるともっと量が増えるかと思いましたが、200mlのお酢で300mlのティーサーバーでも余裕がある程度でした。

量が半分なので控えめに600Wのレンジに1分10秒かけましたが、液体が熱くなるのではなく、容器全体がほんのり温かくなる程度。温めるのではなく、レモンを少ししんなりさせるための作業ですね。

氷砂糖を使った場合、この時点で溶けていなくてもOKです。

約24時間後のレモン酢。すっかりキッチンの隅に忘れられていました。なんとなくレモンがしんなりして、お酢と砂糖がしみてきた感じです。

大さじ1杯程度のレモン酢に150ml程度の炭酸水を加えてみました。すっきりとしたレモンスカッシュみたいでおいしい!

私は米酢を使ったのでお酢臭さは全く感じませんでした。レンジにかけるものの、お酢は沸騰させないので香りは残ります。やっぱり初心者は穀物酢ではなく米酢などを使うのをおすすめします。逆に、リンゴ酢ではなくても十分においしいですよ。家族みんなで楽しめそうです!

また、1度目のレモンはまだすっぱそうなので、お酢や砂糖を1回目よりも少し減らし、レモンをスプーンでぎゅうぎゅう押してしぼりだして2回目もチャレンジしてみようと思います。

とりあえず、レモン酢の味についてレビューしてみましたが、しばらく続けてみますので、美容や健康面で何か変化があったらまた追記します。