甘いものをやめられない原因と、やめる方法を教えます!

あなたが甘いものをやめられない原因は砂糖依存症かもしれません。アルコールと同様に脳が常に甘いものを欲しがる状態になってしまうのです。こうなる前にしっかりと対策をすることが大切です。甘いものをやめられない原因と、やめるための7つの方法をご紹介します。

なぜ甘いものをやめられないのか。やめられない原因とは。

amaimono「甘いものを止めたいのに、なかなか止めることができない。」

このようなお悩みを抱えている方というのは、大変多いのではないかと思います。

単に意思の弱さによるものと思われがちですが、実は甘いものを止められないのには、別の大きな原因があることをご存知でしょうか。

私達の体は、食べ物を摂取すると消化酵素によって分解し、ブトウ糖を作ります。

ブトウ糖は、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンによって細胞まで運ばれ、脳や筋肉を動かすエネルギーになりますが、血液中にブトウ糖の量が増えると血糖値が上がるため、インスリンは血糖値を下げるという役割も担っています。

しかし、早食いや大食いなどで血糖値が急激に上昇すると、その血糖値を下げようとインスリンが過剰に分泌されます。

そして、急上昇した血糖値がインスリンの作用により今度は一気に下がってしまうため、いわゆる「低血糖」の状態を招いてしまうのです。

低血糖になると脳が糖を摂取せよと指令を出すため、再び食べ物を欲しがりますが、この時、てっとり早く糖の摂れる「甘いもの」を求めやすくなってしまいます。

また、GI値の高い食べ物を摂取することによっても、同じことが起こります。GI値とは、食後の血糖値の上昇を示す指標なのですが、値が高いほど血糖値が急激に上がりやすいと言われています。

そして、お菓子に含まれる白砂糖やグラニュー糖は、GI値が高い食品として知られています。

つまり、甘いものを日常的に食べていると、血糖値の急上昇と急降下を繰り返すため、常に甘いものを欲するようになってしまうのです。

なお、このような状態は、「砂糖依存症」と呼ばれています。

甘いものが好きな方全員が、必ずしも砂糖依存症というわけではありませんが、次のような症状がある場合は、すでに砂糖依存症に陥っている可能性があります。

  • コンビニに行くと必ずお菓子を買ってしまう。
  • 一口だけのつもりで食べても、結局全部食べないと気が済まない。
  • 甘いものがないと落ち着かない。
  • お腹が空いていないのに、甘いものやお菓子を食べてしまう。
  • 甘いものを食べないとぼーっとしてしまう。

砂糖は、アルコールなどと同様に依存性が高い食品のため、食べ続けることで量や回数がどんどんと増えてしまうケースが多くあります。

こうなってしまうと、「甘いものを止めよう」と思っても簡単には止められなくなってしまうのです。

さらに、砂糖は甘いものだけに含まれているわけではありません。

パンや清涼飲料水、調味料などあらゆる食品に含まれているため、砂糖を摂っているつもりはなくても、実は結構な量の砂糖を知らない間に摂っている場合もあり得るのです。

そうなると、自分でも気付かないうちに砂糖依存症になってしまうことは十分に考えられます。

もし、あなたが「お菓子などの甘いものを食べるのを止めたいのに、なかなか止めることができない」と悩んでいるとしたら、それは砂糖依存症が原因かも知れないことをまずは知ることが大切です。

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甘いもののプラス面

GT046_L疲れた時やストレスを感じた時に甘いものを食べると、満たされたような気持ちになったことは誰にでも一度くらいはあるのではないでしょうか。

これは、糖分を摂取したことで、脳内のある神経伝達物質が分泌されることによってもたらされた効果です。

例えば、長時間のデスクワークで集中力が落ちてきた時にチョコレートをひとかじりすると、やる気がみなぎってくるのは脳内物質の〝ドーパミン〟が多く分泌されるためです。

また、仕事を終えた後に砂糖たっぷりのコーヒーを飲むと、ほっと心が安らぎますが、これは別名幸せホルモンと呼ばれている〝セロトニン〟の分泌が起こるためです。

このように、甘いものを食べることで疲れやストレスが軽減することは科学的にも証明されています。

つまり、甘いものは心の均整を保ち、もう少し頑張りたいと思う時に摂取するとよい影響を与えてくれるものと言えます。

ただし、疲れやストレスがあるたびに甘いものを摂っていると、やがて脳が「甘いものを食べると幸せになる」と記憶してしまい、特に疲れているわけでもストレスがあるわけではなくても、常に甘いものを欲しがるようになってしまいます。

こうなってしまうと、本来甘いものを摂ることでストレスを解消していたはずが、砂糖を摂らないと不安やイライラが収まらなくなってしまうという本末転倒な事態に陥ってしまいます。

甘いものを取りすぎる危険性

甘いものを摂り過ぎると、糖尿病になるリスクが高くなるというのは世間一般的によく知られていることだと思います。

これは、膵臓がインスリンを過剰に分泌し続けるために、やがて疲弊し機能を低下させてしまうのが原因と言われているのですが、実は糖の過剰摂取による弊害はそれだけではありません。

そこでここでは、甘いものを摂り過ぎることによる危険性について、詳しくご紹介したいと思います。

糖化による老化の加速

最近、美容業界で注目されている言葉が〝糖化〟です。

糖化とは、過剰摂取して体内に蓄積された糖とたんぱく質が結合し、AGEs(最終糖化産物)に変性することで起こる現象で、肌のたるみやくすみ、シワ、シミなどを始めとした老化現象を引き起こす原因となるものです。

これまでは、活性酸素の増加による〝酸化〟が老化の主な原因と言われてきましたが、実は糖化も老化の原因になることがわかってきました。

生理痛が重くなる

生理前や生理中は、普段よりも甘いものが欲しくなるという方は多いと思います。これは、ホルモンバランスが崩れることによって不安やイライラが起こるため、それを鎮めようと脳が作用するためと言われています。

しかし、糖を代謝するためには、体内のビタミンやミネラルを大量に失うことがわかっています。ビタミンやミネラルが不足すると、血行不良や冷えが起こりやすくなり、生理痛が重くなってしまいます。

骨折しやすくなる

糖が体内に入ると、血液を中和させるためカルシウムが使われますが、毎日甘いものを食べるなど慢性的にカルシウム不足の状態になると、やがて必要なカルシウムを補おうとして骨からカルシウムが溶け出してしまいます。

それにより、骨折や骨粗しょう症を引き起こしやすくなってしまいます。

うつ状態になることも

糖の代謝には、ビタミンB1も多く使われます。

ビタミンB1が体内で極端に減ってしまうと、疲れやすくなったりイライラしやすくなってしまいます。

さらにこの状態が続くと、うつ状態を招くこともあります。

甘いものがストレスを解消することはよく知られていても、過剰に摂取することによってうつ状態になることは、実はあまり知られていません。

アレルギーの悪化

アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー疾患は、年々患者数を増やしていると言われていますが、その原因の一つに砂糖の過剰摂取があると考えられています。

砂糖は腸内で悪玉菌のエサとなるため、腸内環境が悪玉菌優位になると免疫機能が低下し、アレルギーを引き起こしやすくなると言われています。

母体や胎児への影響

妊娠中に過剰な糖分を摂取することで考えられるリスクとしては、第一に「妊娠糖尿病」があります。

また、体内のカルシウム量が減ると、お母さん自体の骨密度が低下して骨折などのリスクが高くなるだけではなく、胎児の成長に影響を及ぼす可能性があります。

さらに、血行不良から「妊娠高血圧症」になる恐れもあるため、意識的にカルシウムを補うことは勿論大切ですが、カルシウム不足を招く糖分の摂取についても十分に意識することが重要です。

貧血や冷え症の原因

女性に多い悩みと言われている貧血や冷え症ですが、それと「女性には甘いものが好きな人が多い」ことは全くの無関係ではありません。

砂糖が体内に入ると、分解するためにビタミンB1が多く使われます。ビタミンB1が不足すると疲労の蓄積や血行不良が起こりやすくなり、貧血やめまいの原因となります。

貧血や冷え症を改善するため、鉄分や葉酸などを積極的に摂取している方は多いと思いますが、同時に糖分の摂取を控えるようにすることも大切です。

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甘いものをやめる方法

毎日の食生活の中から、完全に甘いものを排除するというのはなかなか難しいと言えます。

しかし、病気になるリスクを考えると悠長に構えていられないのも現状ですよね。

そこでここでは、甘いものを止める方法を7つご紹介したいと思います。

1. 砂糖を含むお菓子を家に置かない。

手に届くところにお菓子があれば、つい食べたくなってしまいます。

それなら、最初から家になければ問題ありません。同様に、特に欲しいものがあるわけでもないのに、コンビニに寄る癖がある方はそれも止めてみましょう。

2. 1日3食、バランスのとれた食事を心がける。

ダイエットなどで極端に脂質や糖質を抜いた食事をしていると、脳が過剰に栄養を欲しがるようになってしまいます。

一方で、バランスのとれた食事は少量でも満足感が高いため、過食の欲求を防いでくれます。

3. 間食をする場合は、フルーツや野菜を摂りましょう。

GW172_Lフルーツにも糖分が含まれていますが、お菓子に含まれる白砂糖よりもGI値が低いため、血糖値の上昇が緩やかな分急激な低下もないので糖分の摂り過ぎを防いでくれます。

また、さつまいもやナッツ類などもGI値が低く、なおかつ食べ応えもあるため間食に最適です。

4. 疲れやストレスの解消に甘いものを利用しない。

糖分を摂ると、疲れやストレスが軽減したような気持ちになりますが、これは一過性のもので、すぐにまた糖が欲しくなってしまいます。

このような悪循環に陥る前に、疲れを感じる手前の段階で休憩を取ったり、ウォーキングや運動などで汗を流すなど、疲労回復や気分転換を上手に行うことが大切です。

また、頑張ったご褒美にと甘いものを食べる場合も多いと思いますが、この場合も、映画を見る、友達と出掛ける、欲しかった洋服を買うなど、甘いもの以外の方法を考えるのがよいでしょう。

5. レトルトやスーパーのお惣菜などはなるべく利用しない。

手軽に調理できるレトルト食品やスーパーのお惣菜は、思っている以上の砂糖が使われている場合もあります。

例えば、自宅で揚げるのが面倒でつい買ってしまいがちなコロッケには、砂糖やみりんが使っているお店も多いそうです。

できるだけ手作りするようにしましょう。

6. カロリー0という言葉に惑わされない。

砂糖を使わないカロリー0食品には、人工甘味料が使用されています。

人工甘味料は、少量で砂糖の何100倍もの甘味があるため、カロリーを抑えることはできますが、インスリンはこの人工甘味料に対しても反応するので、結果的に血糖値の上昇を招き、低血糖になってしまいます。

また、人工甘味料はいくら体内に入れてもエネルギーに変換されず、脳が糖を欲して食欲を増強させてしまう可能性もあります。そのため、砂糖を使っていないからと言って、安易に手を出すのはやめましょう。

7. 甘いものを止めるのに失敗しても、くよくよしない。

甘いものを止めると誓ったのに、どうしても抑えきれずに食べてしまうことはあると思います。

その時に必要以上に自分を責めてしまうと、それがストレスとなって暴飲暴食を招いてしまいますし、「どうせもうルールを破ったんだから」とさらに甘いものを過剰に食べてしまう可能性もあります。

もし、お菓子などを食べてしまっても自分を責め過ぎず、「また明日から頑張ろう」とすぐに気持ちを切り替えるようにしましょう。


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