アサイーの効果はダイエットだけじゃない!アサイーの効果、食べ方など教えます!
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アサイーはとても多くの栄養分が含まれる植物で、その効果や効能はアンチエイジングやダイエットだけでなく、貧血予防や骨粗しょう症の予防にもいいと言われています。その他にもコレステロールを下げるといった効果もあり、まさに奇跡の植物です。アサイーをとって、美容と健康にいかしましょう!
アサイーとは?
アサイーとは、ブラジル・アマゾン原産のヤシ科の植物になる果実のことを言います。
ブラジルでは、ヤシ科の植物全般をアサイーパームと呼び、アサイーパームになる果実は全てアサイーと称されます。
アサイーは、見た目がブルーベリーに似ていることから「アサイーベリー」とも呼ばれますが、ブルーベリーやいちごを始めとしたベリー類とは近縁ではなく、アサイー自体に甘みや酸味はありません。
そのため、バナナなど甘味の多いフルーツと合わせてアサイーバナナとして摂取する方が多いようです。
また、アサイーは必須脂肪酸やポリフェノール、アミノ酸、食物繊維、鉄、カルシウム、ビタミンなどが豊富に含まれていることから、「ミラクルフルーツ」「ブラジルの奇跡」とも称されます。
ではなぜ、アサイーにこれほどまで多くの栄養分が含まれているのかと言うと、それにはアサイーの生息する環境が関係しています。
アサイーは世界最大面積を誇る熱帯雨林のアマゾン流域に自生しており、赤道直下で強い紫外線やスコールと呼ばれる激しい雨が年中降り注ぐ過酷な状況でも生き抜くために、自らの実に抗酸化物質や栄養分を蓄えているのです。
なお、アサイーは以前までは自生しているもののみを収穫していましたが、近年は栽培も積極的に行われています。
しかし、ブラジル以外の国への種の持ち込みは禁止されているため、その他の国での栽培は行うことができません。
アサイーの効果・効能
多くの栄養素を含むアサイーには様々な効果や効能があります。
そこでここでは、アサイーの効果や効能を5つに分けてご紹介したいと思います。
1 アンチエイジング
老化の一番の原因は、活性酸素によるものだと言われています。
私達が生きるためには酸素を取り入れてエネルギーに変換することが必要ですが、その過程において取り入れた酸素の約2%が活性酸素になります。
活性酸素には体内へ侵入したウイルスや細菌を攻撃するという大事な役割がある一方で、増えすぎると攻撃する必要のない細胞まで破壊してしまうため、老化に繋がってしまうのです。
また、活性酸素は呼吸だけではなく、大気汚染や紫外線、農薬、インスタント食品、ストレスなどでも増えるため、年齢を重ねるごとにこれらが蓄積されて老化現象が起こります。
この活性酸素を除去する働きに優れているのが、抗酸化物質と呼ばれるものです。
抗酸化物質は、ビタミンCやEなどのビタミン類の他、ポリフェノールが代表格ですが、アサイーにはポリフェノールの一つであるアントシアニンが多く含まれています。
アントシアニンは一般的に赤ワインに多く含まれていると認識されていますが、アサイーには赤ワインの約30倍のアントシアニンが含まれています。
なお、アサイーの持つ強い抗酸化作用は、食品として摂取するだけではなく、アサイーを配合した化粧品でも得ることができます。
2 貧血予防
鉄分が不足することで起こる鉄欠乏性貧血は、女性に多い症状の一つと言われていますが、体内で鉄分が不足すると貧血の他にも冷え症、疲労、免疫力の低下、肩こりやめまい、立ちくらみなどの症状を引き起こします。
このため、鉄分をしっかり補うことが大切なのですが、アサイーにはレバーの約3倍、プルーンの約10倍もの鉄分が含まれています。
また、アサイーには造血のビタミンと呼ばれる「葉酸」も多く含まれているため、貧血に悩んでいる方や疲れが取れにくい方が摂取することによって、慢性的な鉄不足を解消することができます。
ちなみに、アサイーが日本で有名になった切っ掛けには、Jリーグ横浜・F・マリノスのDF中澤佑二選手が、貧血の改善や疲労の回復のためにアサイーを摂取するようにしたところとても効果があったと話したことから、と言われています。
3 便秘解消
食物繊維が豊富な食べ物は?と言われて、すぐに思い出すのはごぼうではないでしょうか。
しかし、食物繊維と一口に言っても、実は水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類があり、ごぼうには水溶性食物繊維よりも不溶性食物繊維が多く含まれています。
日本の女性の便秘の主な原因は、水溶性食物繊維の不足によるものと言われています。このため、不溶性食物繊維の多いごぼうでは、上手く便秘を解消することができなかったという方もいらっしゃいます。
一方のアサイーは水溶性食物繊維を多く含んでいるため、便秘解消に効果が高いと言われています。
4 ダイエット効果
アサイーに含まれる水溶性食物繊維には、便秘を解消する働きだけではなく、血糖値の上昇を抑える効果もあります。
食べ物を摂取すると血糖値が上がりますが、血糖値が上がるとそれを正常値に戻そうとインスリンが分泌されます。
しかし、インスリンが大量に分泌されると、今度は血液内で余った糖を脂肪として蓄積してしまうのです。
そのため、体脂肪を溜めこまない体を作るためには、食事時に血糖値の上昇を抑えることがポイントとなります。
また、アサイーには血糖値の上昇を抑えてくれるだけでなく、「フィトステロール」と言う植物性ステロールが含まれていて、コレステロールの吸収を抑える働きがあると言われています。
5 骨粗しょう症予防
アサイーには牛乳の約2倍ものカルシウムが含まれていることから、ブラジルでは「アマゾンのミルク」と言われています。
カルシウムには、骨を丈夫にする働きがある他、自律神経の安定にも効果があると考えられています。
ストレスなどにより自律神経が乱れると、自律神経と密接な関係にあるホルモンバランスにも影響を与えます。
特に女性の場合、閉経などによってホルモンバランスが大きく崩れると、骨粗しょう症のリスクが高まることから、骨自体の健康に役立ち、なおかつ精神のバランスも整えてくれるカルシウムは意識的に摂取する必要があると言えます。
アサイーの副作用、注意事項など
アサイーは自然に生えている果実が原料となっているため、薬のような副作用はないと考えるのが一般的です。
しかし、いくら体によいからといってたくさん摂取してしまうと下痢や腹痛などの症状を引き起こすことがあります。
また、アサイーは果実ですので、果物や花、花粉にアレルギーを持っている方はアレルギー症状が出やすいと考えられます。
さらに、アサイーにはオレイン酸やリノール酸といった油分も多く含まれていることから、食べ過ぎることでカロリーオーバーとなることもあります。
特にアサイーブームの火付け役でもあるアサイーボウルは、アサイーの他にバナナや豆乳、グラノーラ、ベリー類などが入ることから、ダイエット目的で食べる場合は、それなりにカロリーは高いということを理解しておいた方がよいでしょう。
アサイーの摂取方法、食べ方、レシピ、味など
アサイーは収穫して24時間以内に酸化してしまうため、日本の裏側のブラジルから生のまま輸入することは現時点では不可能と言われています。
そのため、アサイージュースや、パルプと呼ばれるピューレ状のもの、アサイーサプリメントなど、あらかじめ加工されたものを購入することが多いと思いますが、パウダー状になったものはヨーグルトに混ぜたり、好きな野菜や果物と混ぜてアサイースムージーとして使用することができるので便利です。
なお、アサイー自体には味がないため、どのような食材と組み合わせても、素材の味を損なうことなく食べることができます。
オススメのサプリなど
より手軽にアサイーを摂取するなら、サプリメントがおすすめです。
アサイーのサプリメントには、アサイーの粉末を100%使用したものの他、ノ二やコエンザイムなどの成分を配合したタイプのものもありますので、含まれている成分をよく読むことが大切です。
また、どのようなものを選ぶ場合でも、原料や製造の表記がしっかりとされているものを選ぶのがよいでしょう。
アサイーの口コミ
- アンチエイジング効果があると聞いて、手軽に摂取できるサプリメントをとっています。摂り続けていたら、便通がよくなり、目の下のクマが薄くなった気がします。
- アサイー自体に味がないので、色々な野菜や果物と組み合わせて毎朝スムージーにして飲んでいます。中でもバナナとの相性がよいと思います。便秘が解消されたせいか、一週間で2kgも痩せました。
- 体によいと知ってアサイージュースを飲んでいます。はっきりとした効果は今のところわかりませんが、飲むと体が元気になる気がします。
まとめ
- アサイーとは、ブラジル・アマゾン原産のヤシ科の植物で、ヤシ科の植物になる果実全般を指します。
- アサイーは、「ミラクルフルーツ」や「ブラジルの奇跡」「アマゾンのミルク」と称されるほど、非常に豊富な栄養素を含んでいます。
- アサイーは過酷な生育状況の中で、自らを守るため抗酸化物質や栄養素を蓄えます。
- アサイーにはポリフェノールの一種であるアントシアニンが多く含まれるため、抗酸化作用に優れアンチエイジングの効果が期待できます。
- アサイーは水溶性食物繊維が多く含まれているので、便秘解消に役立ちます。
- アサイーに含まれるフィトステロールはコレステロールを抑制し、ダイエットに効果があります。
- アサイーは牛乳の2倍ものカルシウムが含まれています。
- アサイーは過剰摂取すると下痢や腹痛を引き起こす可能性があります。
- アサイーには、油分も含まれているためたくさん食べすぎるとカロリーオーバーとなりダイエットの効果が薄れてしまいます。
- アサイーは、ドリンクやサプリメントなどで摂取するだけではなく、化粧品としても販売されています。