ビーポーレンは花粉症にも効く?その効果や副作用、食べ方を説明します!

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とても多くの栄養を含んでいてパーフェクトフードとも呼ばれるビーポーレンです。健康にいいというだけでなく、花粉症などのアレルギーから美容まで幅広い効果があるのです。ここでは、ビーポーレンやその効果について説明するとともに、副作用や食べ方もあわせてご紹介します。

ビーポーレンとは

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春の時期になると、ミツバチが脚に団子状の物を付けて飛び回っている姿を見掛けることがないでしょうか。

これがビーポーレンです。

bee(蜂)pollen(花粉)という文字通り、蜂(が集めた)花粉のことを指していますが、ミツバチは採取した花粉に体内から分泌される酵素を混ぜて丸めて巣まで運ぶため、ビーポーレンには花粉の成分と共に酵素が含まれています。

このため日本では〝花粉荷〟と称されることも多いのですが、どちらかと言うとこちらの呼び方のほうがイメージしやすいかも知れません。

日本でも以前からローヤルゼリーやプロポリスといった、いわゆる蜂が由来の食品が多く販売され人気を博していますが、ビーポーレンにおいては残念ながら知名度はいま一つなのが現状と言えます。

とは言え、ビーポーレンの歴史自体は非常に古く、エジプトや中国、インド、ペルーなど古代文明発祥の地とされるところでは「神々の食べ物」として珍重されてきました。

その理由には何と言っても他には類を見ないほどの栄養価の高さがあります。

ビーポーレンには、次のような多くの栄養素が含まれているのです。

  • 三大栄養素の一つであるたんぱく質
  • ビタミンA・B群・C・Eを始めとするビタミン類
  • 亜鉛、銅、マグネシウム、ケイ素、カルシウムなどの28種類のミネラル
  • さらには体内で合成することができないため食べ物から摂取する必要がある8種類の必須アミノ酸
  • アミラーゼ、カラクターゼ、ジアスターゼなどの酵素類
  • 多糖類の一種であるグルコース
  • リン脂質の一種であるレシチンなど

なんと97種類もの成分が豊富に含まれています。(製品によっては、含まれる成分の数は多少誤差があります。)

このようなことから、ビーポーレンは「パーフェクトフード」や「天然のサプリメント」と呼ばれています。

その栄養の高さはやがて欧米にも広がり、自然食品としてヨーロッパやアメリカではすでに定着しています。

成長期の子どもや加齢に伴う老化防止のためにと、幅広い世代の方が摂取しているもの、それがビーポーレンなのです。



ビーポーレンの効果、効能

ビーポーレンは「世の中にこれ以上のものは存在しない」と言われるほど、数多くの栄養に富んだものです。

そのため、摂取によって様々な効果や効能があると言われています。

1. 花粉症などのアレルギーへの効果

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日本でビーポーレンに対する関心が集まるようになった背景には、「ビーポーレンが花粉症に効く」ということがアメリカの医学博士によって発表されたことが大きいと言われています。

今や国民病とも言われている花粉症は、罹患者を年々増やしているだけではなく、目のかゆみや鼻水、鼻詰りといった症状の深刻化に悩んでいる方も多いと言われています。

その研究報告によると、花粉症や喘息などのアレルギー疾患を持つ患者にビーポーレンを摂取してもらったところ、かなりの高い確率で改善が見られたそうです。

しかし、これだけ聞くと「花粉症なのに花粉を摂取して、何か問題はないの?」と思ってしまう方も多いのではないでしょうか。

実は、花粉には風によって花粉が運ばれ受粉する風媒性花粉と、鳥や虫によって運ばれる鳥媒性花粉(もしくは虫媒性花粉)の2種類があり、このうち花粉症を引き起こすのはスギやヒノキなどで知られる風媒性花粉だけと考えられています。

つまり、鳥媒性花粉であるビーポーレンが、直接花粉症の原因になることはないと言われています。

では、なぜビーポーレンを摂取することで花粉症の症状が改善するのでしょうか。

その理由には、2つあると考えられています。

  • まず1つは、ビーポーレンに鼻水やかゆみなどを引き起こす原因のヒスタミンを抑制する働きがあること。
  • そして2つ目は、〝減感作療法〟によってアレルゲンの侵入に対し、体が過剰な防衛反応を起こすのを防ぐ狙いがあります。

減感作療法とは、少量の花粉を少しずつ体に入れることで、「これは攻撃すべき対象ではない」と免疫機能に認知させるもので、花粉の塊であるビーポーレンを摂取することで、この減感作療法と同じような効果を得ることができると考えられています。

2. アンチエイジング効果

ビーポーレンには、老化の原因の一つと言われている活性酸素を除去する働きに優れた抗酸化物質のビタミンEや、細胞の老化を防ぐセレンが含まれていることから、アンチエイジングに効果があると言われています。

3. 美肌効果

美肌作りには、皮膚や粘膜の再生・修正に欠かせないビタミン類が必要不可欠と言われています。

中でも、ビタミンB群は「肌のビタミン」と呼ばれるほどで、不足するとシワやシミ、ニキビといった肌トラブルの元となりますが、ビーポーレンにはビタミンB1、B2、B3、B5、B6、B12が多く含まれています。

4. 美髪・美爪効果

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健康で美しい髪を作るためには、各種ビタミン、ミネラル、たんぱく質が欠かせませんが、ビーポーレンにはこれらが十分に含まれています。

また、たんぱく質やミネラルは髪だけではなく爪の元となるものなので、爪を割れにくくするなどの効果も期待できます。

5. 貧血予防

女性の5人に1人とも言われている鉄欠乏性貧血は、文字通り鉄分の不足によって起こりますが、ビーポーレンには鉄分が豊富に含まれているため貧血予防に効果があると言われています。

また、貧血は鉄不足だけではなく、造血ビタミンと呼ばれるビタミンB12や葉酸の不足によっても起こることがあります。

これを悪性貧血と言いますが、ビーポーレンにはビタミンB12や葉酸も多く含まれていることから悪性貧血の予防にも効果があると言われています。

6. ダイエット効果

ビーポーレンには、脂肪燃焼を促進させ血中の悪玉コレステロールを除去する働きを持つレシチンを始め、脂質の代謝を促すビタミンB群や、新陳代謝の活性化を促すビタミンやミネラルが多く含まれていることから、脂肪の分解や排出を助けダイエットに役立つと言われています。

7. 疲労回復

ビーポーレンは栄養価が高い食品のため、摂取すると疲労回復や滋養強壮に効果があると言われています。

欧米では、いち早く体力を回復させるためや滋養強壮のためにビーポーレンを摂取するスポーツ選手もいるようです。

8. 更年期障害の改善

女性ホルモンの分泌が減少し、バランスが崩れることで起こる更年期障害。

ほてりや多汗、イライラ、動悸、疲れやすいなどの症状に多くの女性が悩んでいると言われていますが、ビーポーレンはホルモン機能を改善する働きがあることから、更年期障害の症状を緩和・改善する効果があると言われています。

9. 整腸作用

ビーポーレンには腸内環境を整える働きがあることから、便秘や下痢といった症状を改善する効果があると言われています。

10. 前立腺炎の薬の原料としても

古くから前立腺炎の治療薬として病院などで処方されている「セルニルトン」という薬があるのですが、ここには8種類の花粉のエキスが使われています。

ビーポーレン自体が前立腺炎に効果があるかは、現在のところわかっていませんが、一部には効果があるという人もいるようです。


ビーポーレンの副作用、注意点

ビーポーレンは、花粉症の治療のために摂取している方も多いものですが、一方でアメリカでは花粉症患者が摂取したところ、アナフィラキシーショックを起こした例が存在します。

アナフィラキシーショックとは、アレルギーの原因となるアレルゲンが体内に入ることで引き起こされる急性のアレルギー症状のことで、血圧の低下や意識消失、呼吸困難などが起こり、最悪の場合死に至る危険もあるものです。

このため、花粉症の方が症状改善を期待してビーポーレンを摂取する場合は、上記のようなケースもあることを、きちんと理解した上で行うことが大切です。

あくまでも、ビーポーレンはアレルギーの元となりえる花粉の塊であるということを忘れないようにして下さい。

蜂に刺されたことのある人は注意が必要

また、蜂に刺された経験がある方や、ハチミツなどの蜂由来の食品にアレルギーがある方は、アナフィラキシーショックを起こす可能性が高いため、自己判断でのビーポーレンの摂取は控えるようにして下さい。

ハチミツと同様に1歳未満の乳児にも注意

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同様に、1才未満の乳児にもビーポーレンを与えないようにしましょう。

1才未満の乳児は、腸内細菌が少なく腸管も未発達なため、ハチミツにごく稀に含まれるボツリヌス菌に感染する恐れがあることから、ハチミツの摂取が禁止されていますが、ハチミツと同じ蜂由来の製品であるビーポーレンを摂取することも、リスクがあるため避けるようにして下さい。

その他アレルギー疾患がある人は医師に相談を

この他にも、アトピー性皮膚炎の患者を調べたところ、約7割の方にビーポーレンに対する陽性反応が出たという研究結果もあることから、花粉症に限らずアレルギー疾患を持っている方は、ビーポーレンの摂取に関しては必ず主治医に相談するようにしましょう。

オーガニック栽培された花の花粉を使用しているものが良い

アレルギー疾患のない方であっても、初めてビーポーレンを摂取すると下痢や腹痛などの症状が現れることがあるので、まずは目安量よりも少ない量を摂取し、摂取後1~2時間は安静にして体調に変化が起こらないか確認するようにしましょう。

さらに、販売されているビーポーレンの中には、品質が不安定な製品が一部混ざっていることが現状としてあります。

蜂が集めた花粉が主成分という性質上、その中に稀に蜂の脚やフンが混じっているケースや、花の残留農薬の不安も起こり得るため、できるだけ信頼のおけるお店から購入するのが望ましいでしょう。

ビーポーレンを製造・販売しているメーカーの中には、オーガニック栽培された花の花粉のみを原料とするなど品質を徹底管理しているところや、最近は日本国内で生産されたビーポーレン(原料は海外から輸入している場合もあります)も多く見掛けるようになったので、自分が納得できるものを根気よく探すことが大切です。

また、品質だけではなく製造過程を確認することも忘れずに行いましょう。

ビーポーレンは熱にとても弱いため、熱処理されていると有効成分が消滅している可能性もあります。

ビーポーレンの食べ方

ビーポーレンの見た目は、細かく砕いたナッツ類のような、ふりかけのような感じです。

味は、ほんのりとした甘さや苦味が感じられ、朝露の滴る花の匂いを嗅いだり、その露を吸った経験がある方は「花のような味がする」と表現する場合もあるようです。

最もシンプルな食べ方は、瓶から取り出してそのまま食べることですが、サラダやパンケーキにトッピングとして振りかけて食べるのもお勧めです。

逆に味や食感がやや苦手と感じる場合は、ヨーグルトやスムージーに混ぜると気にならなくなります。

それでも食べ辛さを感じる方は、ビーポーレンは一日ティースプーン半分~一杯程度が目安量ですので、2~3回に分けて摂取するとよいかも知れません。

ちなみに、多くのセレブを顧客に持つ栄養士キンバリー・スナイダー氏は、ビーポーレンに体脂肪として蓄積されにくい中鎖脂肪酸のココナッツオイルを掛けて食べるとよいと自身の著書で紹介しています。

なお、ビーポーレンは加熱すると有効成分が減ってしまうため、温かいものにトッピングする時は、調理過程に入れるのではなく、必ずできあがった料理に振りかけるようにして下さい。

ビーポーレンの口コミ

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健康な体作りだけではなく、美容にも様々な効果があることがわかったビーポーレンですが、どなたでも初めて口にするものには、不安や心配を感じてしまうのではないでしょうか。

そこでここでは、すでにビーポーレンを摂取している方の口コミを集めてみましたので、是非参考にしてみて下さい。

  • 花粉症が年々ひどくなるため、藁をもすがる気持ちで購入してみましたが・・これが効果アリで驚きました。今ではマスクなしで外出できるほど回復しています。
  • ビーポーレンを摂取するようになってから、薬を飲まなくても症状が出なくなりました。食品なのに本当に効くんだと感激しました。
  • アレルギー性の湿疹による皮膚のかゆみ改善のために摂り始めましたが、ビーポーレンを飲むと一時間ほどでかゆみが引いていくのを実感しています。
  • 皮膚炎を患っているペット(犬)に与えたところ、かゆみが治まったようで快適に過ごしています。
  • 免疫力アップのために飲み始めましたが、風邪を引かなくなり、疲れが溜まって辛いと思う日もなくなりました
  • ビーポーレンを摂取し始めてから、体が疲れにくくなり体調がよい日が続いているように思えます。
  • 体によいと聞き食べてみたのですが、胃が痛くなってしまいすぐに断念。それから何度かチャレンジしていますが、そのたびにやはり胃が痛くなるので私には合わないのだと思います。