インフルエンザも予防する!マヌカハニーの効果や口コミなど。

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美容や健康のために「甘さははちみつで」という方は多いですよね。いつものはちみつをマヌカハニーに変えてみませんか?
マヌカハニーは通常のはちみつにはない抗菌成分が入っていて、インフルエンザなどの予防にも効果があることがわかってきました。大人女子にはうれしいアンチエイジング効果も!
注目の食材、マヌカハニーの効果や使い方、口コミなどについてまとめました。

マヌカハニーとは?

マヌカハニー

マヌカハニーとは、ニュージーランドとオーストラリアの南東部に自生するマヌカの木から採れるはちみつ(ハニー)です。

マヌカハニーが摂れるマヌカの木は、フトモモ科ネズモドキ属の灌木で学名をギョリュウバイ(御柳梅)と言い、春から夏にかけて梅に似た白やピンクの花を咲かせます。

ニュージーランドの先住民族であるマオリ族は、古くからこのマヌカの木を「復活の木」や「癒しの木」と呼び、種子や幹、葉を薬として使用していました。
イギリスの海洋探検家ジェームス・クック(通称:キャプテン・クック)が、航海の最中に高熱を出した時、マオリ族からもらったマヌカの葉を煎じて飲んだところ熱が下がったと言うエピソードもあります。

そのような中で、近年、大きな注目を集めているのがマヌカハニーです。



元々はちみつには、殺菌効果や疲労回復、整腸作用がありますが、マヌカハニーは通常のはちみつに比べて約8倍の殺菌・抗菌効果があると言われています。これは、はちみつにはないマヌカハニー特有の抗菌成分が含まれているからです。

また、マヌカの木は、生育場所や環境によって、採れるマヌカハニーの質が大きく変わってきます。そこで、独立審査機構(UMFHA)を設け、マヌカハニー特有の抗菌成分の含有量の指標を「UMF(ユニークマヌカファクター)」と名付けて、一般的なマヌカハニーと区別しています。

UMFは、マヌカハニー特有の抗菌成分の含有量によって5+から25+に段階分けされており、UMF10+以上のものは「活性(アクティブ)マヌカハニー」と言われ、マヌカハニーの効果や効能をより得やすいとされています。

最近は、スーパーなどでもマヌカハニーを取り扱っていることが増えてきました。マヌカハニーを購入する際には、このUMF表記が一つの目安となりますので是非覚えておきましょう。

マヌカハニーの効果・効能

マヌカハニーには、以下の効果・効能があると言われています。

1.抗菌・殺菌作用

マヌカハニーには、「メチルグリオキサール(MGO)」と呼ばれる特有の抗菌成分が含まれています。

これにより、胃炎や胃潰瘍、胃ガンなどの原因となるピロリ菌に効果があるという研究結果があり、オーストラリアの病院では実際に治療としてマヌカハニーが使用されています。

また、マヌカハニーはピロリ菌に限らず大腸菌や化膿レンサ球菌、サルモネラ菌なども死滅させる働きがあると言われていることから、食中毒予防にも効果があると考えられています。

2.抗炎症作用

マヌカハニーには優れた抗炎症作用があるため、創傷や火傷、口内炎、ニキビなどにも効果があります。

またニュージーランドでは、ニキビの治療にマヌカハニーが配合された美容品が販売されています。

3.抗酸化作用

マヌカハニー

マオリ族は、昔から紫外線による肌のダメージを回復させるためにマヌカハニーを使用していましたが、近年になってマヌカハニーには特有の抗酸化成分であるシリンガ酸メチルが含まれていることがわかりました。

抗酸化とは、いわゆる老化防止、アンチエイジングに効果があるもので、これにより美容目的でもマヌカハニーが使用されるようになり、化粧品を始め様々な商品が開発されています。

4.インフルエンザの予防効果

2014年、長崎大学が発表した論文によると、マヌカハニーにはインフルエンザの増殖を抑える働きがあることがわかっています。
また、マヌカハニーは殺菌効果が高いことから、風邪や喉の痛み、咳、鼻づまり、喘息などにも効果があります。

5.虫歯や口臭予防

はちみつは、舐めると甘いことから虫歯になりやすいと思われがちですが、砂糖とは異なる成分のため、虫歯の原因となる酸を生み出しません。
とは言え、「虫歯に絶対にならない!」というわけではありませんが、砂糖に比べると虫歯になる確率は下がると考えられています。

また、マヌカハニーを摂取することで、その殺菌作用によって虫歯菌であるミュータンス菌を死滅させるため、虫歯予防にも効果的です。もちろん、口臭予防にも役立ちます。

このように、マヌカハニーは非常に優れた抗菌・殺菌作用を発揮しますが、一方で腸内環境を整える乳酸菌など、人によい菌については死滅させずにむしろ活動を活発化させる働きがあります。マヌカハニー、恐るべしです。

マヌカハニーの副作用、デメリット、摂取に関する注意事項など

マヌカハニー

美容にも健康にもとても効果的なマヌカハニーですが、摂取する際には次のような点に注意してください。

マヌカハニーに含まれる「メチルグリオキサール」は強い抗菌・殺菌作用がある一方で、過剰に摂取するとその働きが活発になりすぎてしまい、たんぱく質などと結びついて変異し、毒性を持つ物質へと変わってしまうことがあります。

そのため、マヌカハニーの使用目的によっても適量が変わっておきますが、多くでも1日3~4回、1回につき5ml(小さじ一杯程度)~15ml(大さじ一杯程度)に留めておくのがよいでしょう。

また、マヌカハニーは加熱しても抗菌作用を失わない特性を持つ一方で、直火で焼くと発ガン性のあるヘテクサイクリックアミン(HCA)が発生する可能性があります。よく肉や魚の焦げの部分には発ガン性があると言われますが、それと同じ原理になります。マヌカハニーには限りませんが、直火で焼くときには焦げないように気をつけてください。

なお、マヌカハニーは他のはちみつと同様に、1才以下の乳児に与えないで下さい。非加熱のはちみつにはボツリヌス菌が含まれており、これに感染することで乳児ボツリヌス症を発症する恐れがあります。

マヌカハニーの食べ方・使い方

マヌカハニーの持つ効果・効能を最もよい形で吸収するためには、食べ方にも一工夫する必要があります。

マヌカハニーの効率よい食べ方とは?

マヌカハニーは、空腹時に食べると成分の摂取量が上がると言われていることから、食事の1時間前や就寝の1時間前に食べるのがよいでしょう。

また、マヌカハニーには独特の香りや味があるため、食べづらさを感じる方もいるようです。
そのような時は、紅茶やコーヒーに混ぜると香りや味が気にならずに摂取することができます。

さらに、マヌカハニーは、風邪を引いた時は生姜湯と一緒に、便秘解消の時はヨーグルトと一緒に摂ると相乗効果を得ることができます。



マヌカハニーの使い方

高い殺菌作用や抗炎症作用があるマヌカハニーは、口から摂取するだけではなく切り傷や火傷、ニキビの治療にも使用することができます。
その場合、マヌカハニーを適量患部に塗った後、清潔なガーゼや絆創膏などで保護をします。
また、マヌカハニーを口内炎に直接塗っても効果があります。

マヌカハニーを使った口腔ケアについての動画がありましたので、ご紹介します。

オススメのマヌカハニー

マヌカハニーに興味が沸き、是非購入したいと思ってもどれを買ったらよいか悩んでしまいますよね。
そこでここでは、おススメのマヌカハニーをご紹介したいと思います。

マヌカヘルス

マヌカヘルスは、ニュージーランド大手のマヌカハニーブランドです。農薬や抗生物質を一切使用しておらず、100%純粋なマヌカハニーとなっています。

また、マヌカヘルス社では、メチルグリオキサール(MGO)の含有量が多いもののみを取り扱っており、独自の指標を設けています。例えばMGO400+はUNFに換算すると20+程度となっています。

コンビタ

コンビタは、マヌカハニーの生産国であるニュージーランドでシェア№1を誇るメーカーです。品質第一をモットーに、国際標準のGMP(医療関連製品の品質管理規則)に適合しています。

UMF5+から20+まで豊富な品揃えも魅力です。

テクノート

テクノートでは、日本人養蜂家がニュージーランドに渡り、マヌカハニーを生産しています。

テクノートのマヌカハニーは、活性強度が業界最高となっており、他社ではMGO550+が限界のところこちらは1100+を誇ります。

ハニーバレー

ハニーバレーは、アクティブマヌカハニー協会認定ながら、他社と比べリーズナブルな価格となっており人気があります。

なお、マヌカハニーを購入する際は、UMFやMGOの値に着目しましょう。これらの値が大きければ大きいほど効果や効能は高くなります。
目安としては、UMFは10+以上のもの、MGOは100+以上のものを選ぶのがよいでしょう。

マヌカハニーの実体験・口コミ

  • 扁桃腺が腫れて喉が痛くなったり、風邪を引いたりと体調を崩しやすくなったことから、マヌカヘルスのマヌカハニーを購入したところ、いつもは長引く喉の痛みが早く治まり、風邪もひきづらくなりました。
  • マヌカハニーの独特な味が苦手なのですが、コンビタ社製のマヌカハニーは味が濃いめながら食べやすいため、子供も毎朝一緒に舐めています。
  • テクノートのマヌカハニーは活性強度が高い分、価格も高いですが、一度使用すると他のものには替えられません。これ一つで家族全員の健康維持に役立つので、これからも買い続けると思います。
  • ハニーバレーのマヌカハニーは、他のメーカーに比べて価格が安いことから半信半疑で購入しましたが、効果にそれほどの違いはないように思えるので気に入って愛用しています。

まとめ

  • マヌカハニーとは、ニュージーランドのみに自生する灌木の一種、マヌカの木から採取されるはちみつを指します。
  • マヌカハニーは、マヌカハニー特有の抗菌成分の含有量によってUMF(ユニークマヌカファクター)の値が異なり区別されています。
  • マヌカハニーの最も大きな効果は、「抗菌・殺菌作用」であり、これにはメチルグリオキサール(MGO)という成分が関わっています。
  • マヌカハニーには優れた抗炎症効果があることから、口内炎や火傷、ニキビにも効果があります。
  • 近年、マヌカハニーには抗酸化作用があることがわかり、美容製品に多く配合されるようになりました。
  • マヌカハニーには虫歯の原因となるミュータンス菌を除去し、口臭を予防する働きがあります。
  • 2014年に、マヌカハニーにはインフルエンザを予防する効果があることが発表されました。
  • マヌカハニーは、ピロリ菌や黄色ブドウ球菌などを除去する働きがあると同時に、乳酸菌など体により菌は増やす効果があることがわかっています。
  • UMFやNGOの値が高いほどマヌカハニー特有の成分の含有量が多く、効果や効能を得やすくなります。
  • 過剰摂取はメチルグリオキサールを毒性化させる恐れがあるため、適量を摂りましょう。