タトゥーを隠す方法・消す方法、主な美容外科をまとめました。
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タトゥーはアートやおしゃれとして入れたり、大切な人の名前を入れる人がいます。若い人を中心に広まったタトゥーですが、日本では入場の制限がかかる場所が多くあります。ここでは一時的にタトゥーを隠す方法や、しっかりと消す方法をまとめました。お勧めのクリニックも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
人気のタトゥー
近年、ファッションの一部として10~20代を中心に、人気となっているタトゥー。
その大きな理由の一つに、海外の有名芸能人やスポーツ選手などがタトゥーを隠すことなく公表し始めたことで、様々な場においてタトゥーを目にする機会が増えたことがあります。
また、これまで日本において、タトゥー(刺青)はいわゆる反社会的勢力の人がするもの、というイメージがとても強かったのですが、ここ数年の外国人観光客の増加と共に、一般の人でもタトゥーをしている人を見掛けるようになりました。
タトゥーのデメリット
とは言え、このような意識の変化は、日本全体で起こっているわけではありません。
特にシニア世代には、未だタトゥーに対する否定的な意見が根強く存在しているのが現状と言えます。
そのため、流行しているからと安易にタトゥーを入れてしまうと、その後に思いもしなかったことで後悔する可能性があります。
では、タトゥーを入れることで、具体的にどのようなデメリットがあるのでしょうか。
温泉やサウナ、プールなどの公共施設の利用ができない
上記施設で〝タトゥーや刺青のある方の利用をお断りします〟の文言を見たことがある方は多いのはないでしょうか。
一部の施設では、テーピングなどで隠すと入ることができる場合もあるようですが、日本のホテルや旅館に対して実施されたアンケートでは、有効回答の約6割が施設の利用を制限していると答えています。
スポーツジムの入会を断られることがある
温泉などと同様に、タトゥーがあるとスポーツジムの入会も難しくなります。
万が一隠して入会したとしても、入会後にタトゥーが見つかってしまった場合は退会を余儀なくされるところが多くあります。
就職が不利になることがある
主に銀行やホテルなど、接客や身なりに一定の条件を要する業種は、タトゥーをしていると採用は厳しいと言われています。
また、最近の若者のタトゥー人気を反映してか、入社試験時にタトゥーの有無を聞かれることもあるようで、例え嘘をついて入社をしても、後に降格などの処分を受けるケースもあるようです。
結婚が難しくなることがある
親世代にタトゥーを理解してもらうことは、思っている以上に厳しいと知っておきましょう。
生命保険に加入できない場合がある
日本における「タトゥー=反社会的勢力」という構図上、リスクを伴う方の生命保険の加入を拒否・または一部制限している保険会社があります。
感染症に罹るリスクがある
現在は改善されていますが、以前には針の使い回しなどからB型・C型肝炎に感染するケースが報告されています。
また、本来なら医療行為にあたることを無資格で行っている人が多く、感染予防がどこまで正しく行われているか不明な点もあります。
MRI検査を受けられない可能性がある
タトゥーはMRI検査にある程度影響すると言われています。その理由はタトゥーの塗料に金属が混ざっている可能性があるからです。
金属が混ざっていることにより、検査の画像が正確に映らなかったり、タトゥー部分が火傷するというようなことも言われています。
実際のところ、検査の画像にはほとんど影響しないようですが、タトゥー部分が熱を持つことは稀にあるようです。
検査の可否については、受けられるところと、受けられないところがあるというのが実情ですので、MRI検査を受ける際には、タトゥーのことを申し出るようにしましょう。
献血や臓器提供ができない
日本赤十字社では、タトゥーを入れた場合、6ヶ月は献血を受け入れないとしています。
また、ウイルスや細菌などの感染が懸念されることから、家族間であっても臓器提供を認めないというルールを設けています。
タトゥーは簡単に消えない
「困ったら後で消せばいい」と思っている方も多いようですが、タトゥーを完全に消すことできず、またタトゥーを入れる時よりも消す時の方がお金も多く掛かってしまいます。
タトゥーと刺青の違いとは
刺青とタトゥーは別物という意見もあるようですが、強いて言うなら刺青は和彫り、タトゥーは洋彫りと言われ、技法などに多少の違いがあるものの、基本的には同じものと見なしてよいでしょう。
タトゥーを隠す方法
急な予定などで一時的にタトゥーを隠したい場合、どのような方法があるのか調べてみました。
ファンデーションテープを使用する
0.02mmの薄さのため、皮膚との段差が殆ど生じず、かなり自然にタトゥーを隠すことができます。
台紙から剥がした後、タトゥーのある場所に貼り付け、少し揉み込んで皮膚に馴染ませたら上の透明フィルムを剥がすだけで完了です。
汗や水に強いので、お風呂やプールなどに入る時も使用できます。
個人差はありますが、一度貼ると一週間程度は持ちます。
ただし、剥がしてしまうと再利用はできません。
また、ピンクオークル、ベージュオークル、オークル、タンオークルの4色から選べるため、より自分の肌色に近いものを使用することで違和感なく隠すことができます。
この商品の口コミ
- 過去にタトゥーが原因で温泉施設から退場させられたことがあったのですが、こちらの商品を使ったところスタッフの方にバレることなく、温泉を楽しむことができました。
- 一枚だけではうっすらと見えてしまっていたので、二枚重ねて貼ったところ全く見えなくなり、プールや温泉に入っても剥がれることがなく安心できました。
ファンデーションスプレーを使う
スプレー缶に入ったファンデーションを吹きつけるだけで、簡単にタトゥーを隠すことができます。
まず最初に下地となる色を塗った後、肌色に合わせた色を重ねていきます。
スプレーの拭きつけ方などに多少の技術を必要としますが、どなたでも簡単に行うことができます。
完全に乾いた状態になると、水を弾き、擦っても色落ちしません。
通常の生活をしている分には、3日間ほど持ちます。
落とす場合は、市販のアルコールジェルなどを付け、擦り洗いをして下さい。
この商品の口コミ
- カバー力が抜群で、温泉に入っても全く落ちませんでした。
- 使い勝手はタトゥーの大きさによると思います。手首にワンポイント、のようなタトゥーにはとても使えると思います。
- 一度塗ったら数日持つと書いてありましたが、匂いがキツくて用が済んですぐに落としてしまいました。
コンシーラーで隠す
元々、肌の色を統一させるために使うコンシーラーは、シミやアザを隠すだけではなく、タトゥーを隠す時にも使えるアイテムです。
最近はタトゥーを隠すためのコンシーラーも販売されており、汗や水に強いタイプも売られていますが、擦るとよれてしまったり洋服に付きやすいというデメリットもあります。
この商品の口コミ
- スティックタイプなのでとても使いやすかったのですが、広告に謳われている「一塗りで隠す」効果は薄いと思います。
- 塗った後の肌触りが自然で、水も弾くので、ワンポイントのタトゥーを隠すにはよい商品だと思います。
絆創膏を貼って隠す
指や手、足などにワンポイントで入れたタトゥーを隠すなら、絆創膏がお勧めです。
万が一「どうしたの?」と聞かれても、「怪我をした」と答えることができるのも絆創膏のメリットです。
ただし、長期間ずっと同じ場所に付けていると、疑われることもあるので、あくまでも一時的に使うのがよいでしょう。
タトゥーを消す方法
海外旅行へ行った時に、その場のノリでタトゥーを入れてしまったことを、今さらになって後悔している。
若い時は絶対に困らないと思っていたけれど、いざ30代に突入したら色々と問題が生じてきてしまった・・。
タトゥーを入れている人の中には、このような悩みを抱えている方も少なくありません。
タトゥーは一度入れてしまうと、完全に消すことは極めて難しいと言われていますが、技術の進歩によってかなり目立たなくすることができるようになっています。
では、タトゥーを消すにはどのような方法があるのでしょうか。
レーザーによる除去
タトゥーを消す方法の中で、最もポピュラーで体への負担も少ないため、多くの方が行っています。
使用するレーザーは、クリニックやサロンによって異なりますが、一度照射したら2~3ヶ月期間を空けて、5回ほど施術を行うのが一般的です。
レーザーによるタトゥー除去のメカニズムは、以下の通りです。
レーザーによるタトゥー除去
- レーザーによって、皮膚組織に入り込んだインクを破壊
- 肌のターンオーバーを強制的に早めることで、皮膚の生まれ変わりを促進
- 代謝によってインクが体外へ排出
- タトゥーが消える
レーザーを続けて照射せずに空白期間を設けるのは、皮膚にケロイドができるのを防ぐためです。
ケロイドは、皮膚の修復機能が過剰に働いた状態のため、期間を空けずにレーザーを照射するとなりやすいと考えられています。
なお、レーザーによるタトゥー除去は、黒一色の場合には有効ですが、何色も使っている場合には、綺麗に消すことが難しいと言われています。
これは、元々レーザーが黒色に反応するようにできており、黒以外にはあまり効果がないためです。
切除による除去
タトゥーを完全になかったものにしたいのであれば、タトゥーが入っている皮膚を切除してしまう方法もあります。
手術によって皮膚を切り取ってしまうため、完全にタトゥーを除去することができます。
ただし、メスを入れるため体には傷跡が残ってしまいますし、縫合によっては皮膚のツッパリや痒み、痛みなどが発生する場合もあります。
削皮・剥皮による除去
削皮・剥皮は、比較的広範囲にタトゥーを入れている場合に有効な方法です。
レーザーと異なり、黒以外のタトゥーを入れている場合も除去することが可能です。
実際の施術では、皮膚の全てを削るのではなく、タトゥーのインクが入っている皮膚だけを削り取ります。
また、施術だけでタトゥーを全て取り除くわけではありません。
削皮によって皮膚に擦り傷が生じると、そこに再生を促す細胞が集まり、皮膚内に残ったインクを分解します。
そうすることで、残ったタトゥーを薄くしていきます。
それでもタトゥーが残っている場合は、さらにレーザーを照射することで、より完璧にタトゥーを消すことができます。
このようなことから、レーザーのみの施術よりも、確実にタトゥーを消すことができる方法と言えるでしょう。
ただし、削皮や剥皮には高い技術が必要となることから、施術を行う医師によって仕上がりが大きく左右される可能性があります。
また、皮膚を深く削り過ぎてしまうと、化膿して皮膚が安定するまでに数ヶ月掛かったり、入浴が不可(ガーゼやビニールで覆い、短時間のシャワーなら可)というような問題も起こりやすくなるため、削皮を選択する際には、医師の技術や経験などをよく検討する必要があると言えるでしょう。
植皮による除去
植皮は、他の部位から健康な皮膚を移植して行います。
削皮や剥皮よりも、比較的高い技術を必要としないことから、施術による後遺症が少ないと言われています。
しかし、本来であれば切り取る必要のない皮膚を傷付けてしまうため、タトゥーのある場所以外にも傷跡ができてしまうことや、移植した皮膚が上手く定着しなかったり、血腫ができると再手術となるケースもあります。
タトゥー除去を行なっている主な美容外科
タトゥー除去を行っている主な美容整形のクリニックをご紹介します。
ピコレーザーの「湘南美容外科」
従来のレーザー治療では、黒一色のタトゥーにはそれなりの効果を発揮していたものの、黒以外のタトゥーが入っている場合は、削皮や植皮を行うのが一般的でした。
しかし、湘南美容外科では、赤や黄色、緑、紫、青、茶色といった色にも対応する〝ピコレーザー〟を取り入れており、タトゥーのインクをこれまでよりもさらに細かく砕くことで、代謝によるインクの排出を促します。
また、怪我のような傷跡が残っても構わないから、広範囲のタトゥーをできるだけ早く取りたいという方には、〝クイックリムーブ法〟という施術を行っています。
これは、通常の削皮術を進化させた方法で、特殊なカミソリを用いて皮膚をこれまでよりもさらに薄く削ることにより、治療完了までの時間を早めることができるものです。
湘南美容外科は、リピート率が9割超えという信頼と実績を兼ね備えたクリニックです。
また、美容外科で認定医・専門医・指導医の在籍数が日本一のため、個別のお悩みに沿う形でのカウンセリングや施術が可能となっています。
モニター価格も用意されていますので、タトゥーの除去でお悩みの場合、無料のカウンセリングを受けてみることをお勧めします。
切除でタトゥー・刺青を除去する「池袋サンシャイン美容外科」
タトゥー・刺青の除去で何度もテレビに出演したことで有名なクリニックです。
タトゥー・刺青除去センターといった専門のセンターがあり、傷跡ケア、短い時間の施術、徹底したカウンセリングに重点をおいた治療を行っています。
こちらの治療で特徴的なのが、基本的にレーザー治療は行わず、確実にタトゥーがなくなる皮膚切除を行っているところです。
皮膚切除だとどうしても傷跡が気になってしまいますが、傷跡治療専用の「スターラックス」というレーザーを使用して手術後の傷跡治療を行っていきます。
皮膚切除という手術になりますので、カウンセリングにおいては、施術内容のことをしっかりと確認し、費用なども納得のいくまで話すことが大切です。
こちらのクリニックでは徹底したカウンセリングを行っていますので、丁寧な対応で、時間をかけて不安なく施術を行えるように説明してくれます。
確実にタトゥーをなくすという点で、最も信頼がおけるクリニックです。
半額となるモニター価格もありますので、場所は池袋のみとなってしまいますが、遠くにお住まいの方も、一度は無料カウンセリングを受ける価値があると思います。