ミネラルファンデーションとは?使い方や口コミをご紹介します!
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ナチュラル志向が高くて肌がきれいな人が使っているイメージの強いミネラルファンデーション。そもそもミネラルファンデーションとは何なのでしょう。ファンデーションなのでカバー力や化粧崩れが気になりますが、実はメイク時間が短縮できるし、メイクを落とさずに寝てしまっても肌への負担が少ないので、すごくおすすめなんです!ミネラルファンデーションの使い方や口コミ、ランキングをご紹介します。
目次
ミネラルファンデーションとは
そもそも「ミネラル」とは何でしょうか。
ミネラルウォーターは、みなさんよくご存じですよね。ミネラルとは、日本語では無機質といいます。良く知られているミネラルとしては、ナトリウム、カルシウム、亜鉛、鉄などがあります。
ミネラルは、必要量は少ないものの、骨や体の組織を作ったり、体調を整えるために必須なものです。
ミネラルファンデーションとは、天然のミネラルが配合されたファンデーションです。オイルも含まずにミネラルのみで作られたものは、オンリーミネラルファンデーションとも呼ばれています。
通常のファンデーションには、
- ミネラル成分(日焼け止め効果や肌の質感、色味を整える)
- オイル(ファンデーションの伸びをよくする)
- 乳化剤(各成分をオイルに溶け込ませる)
- シリコン系コーティング剤
- 防腐剤
- タール系色素(合成色素)
などが含まれています。これらのうち、ミネラル成分以外のものが含まれていないファンデーションをミネラルファンデーションとよびます。
ミネラルファンデーションのメリット
ミネラルファンデーションは、なんとなく肌への負担が少なそうといったイメージがあります。実際に使ってみると、こんなメリットがあります。
刺激物が含まれていないので肌に優しい
一般的なファンデーションには、ミネラル成分以外の様々な添加物が含まれていることはすでに説明しましたね。これらの添加物は、肌にとって大きな刺激となってしまうことが知られています。
通常のファンデーションに含まれているシリコン系コーティング剤には、皮膚の表面の通気性を奪う作用があるため、毛穴の黒ずみやニキビの原因になります。また、タール系色素には、メラニンを肌に沈着させる作用があり、シミの原因となってしまいます。防腐剤や乳化剤も肌にとっては大きな刺激となりますので、肌荒れなどの肌トラブルの原因となります。
ミネラルファンデーションは、これらの刺激物を除いたミネラルのみで生成されているため、肌に優しいと言われています。
実際、ミネラルファンデーションは医学博士が監修しているブランドも多く、多くの皮膚科では、やけどやアトピーなどで肌に刺激を与えたくない患者さんにミネラルファンデーションを推奨しているそうです。赤ちゃんにも堂々と頬ずりできますよ!
洗顔による肌ストレスが軽減される
ミネラルファンデーションのメリットは、ファンデーション自体が低刺激というだけではありません。
目の下に左右対称に現れるシミ「肝斑」の原因の1つとして洗顔があります。頬骨あたりは顔の中でも広くでっぱっていて洗いやすい部分のためか、洗顔の際にゴシゴシとこすってしまいがちです。実は、丁寧にしっかりと洗顔しようとして肌にダメージを与えてしまい、逆に肌荒れやシミなどの原因となってしまうことが多いのです。
ミネラルファンデーションは、基本的には肌に刺激となる成分が含まれていないため、メイク落としが不要です。洗顔による肌ストレスが軽減されるのも、ミネラルファンデーションの大きなメリットの1つです。
メイク時間が短縮できる
ミネラルファンデーションに含まれるミネラルは、日焼け止め効果が高いという特徴があります。
一般的な下地やクリームタイプの日焼け止めはあまり伸びが良くないので、ちょっとしたお出かけではつけるのが面倒になってしまうことがあります。
ミネラルファンデーションならばパウダーを肌にのせるだけで「メイク+しっかりとした日焼け止め効果」が得られます。メイク時間が短縮できますよ。
つけたまま眠れる
彼氏や友人とのお泊まりで夜中にまるっきりのすっぴんになるのが怖いときにも、ミネラルファンデーションは大活躍です。
つけたまま寝ても肌ストレスがそれほど大きくありません。実際に、「24時間つけてもOK!」「つけたまま眠れる」とアピールしているミネラルファンデーションもありますよ。
毛穴が目立ちにくい
「ミネラルファンデーションは肌には優しいけどカバー力が心配」といった方も多いと思います。実は、ミネラルファンデーションの粒子は細かいので皮脂と混じってしっかりと肌に密着し、毛穴が目立ちにくいのです。
最近は、メイクアップアーティストのピカ子さんの引き算メイクでもパウダーファンデーションを薦めていますし、薄付きでも肌の質感にこだわったミネラルファンデーションも発売されています。均一に塗るから透けて見える毛穴やシミが目立ってしまうのであって、塗った感じがなければ逆に目立ちませんよ。
実際に私がミネラルファンデーションを使ってみたレビューも載せていますので、見てみてくださいね。
ミネラルファンデーションの使い方
ミネラルファンデーションの使い方を実演してみました。
- まずは容器のふたに粉を落とします。高いところから容器をふると粉が飛び散るので、容器をふたの縁に当てて軽くトントンと落としましょう。
ふたを閉めたまま容器を逆さにして、容器の底を3回くらい軽くたたく方法もおすすめです。 - 1回に落とす粉の量はこの程度。ブラシの大きさにもよりますが、パール1つ分よりも少ないくらい(仁丹3つ分くらい?)がいいと思います。
- 最初はブラシを強めに押して、ブラシの先端1/3くらいのところまで粉を埋めます。
この状態ではまだ粉が中心に集中していますね。 - ブラシの先をふたに少しだけくっつけた状態でブラシを回転させ、余分な粉を落とします。ブラシの先部分を持って軽くクルクル回すとうまくいきます。
粉が均一になりました。 - 顔の内側から外側へブラシを滑らせるようにメイクします。小鼻まわりなどは入念に。
- すでに粉がブラシの奥に入っているので、5で粉が足りない場合は「1 ふたに粉を落とす」「4 クルクルまわす」を繰り返します。
私は1回のメイクで2回くらい(2回目は少し多め)粉を出しています。
正直、「3」の状態で肌に塗ってしまっても、重い感じにはなりません。パウダーなのでブラシで簡単に伸ばせますし、だれがやっても失敗はしないと思います。ただ、粉が多すぎると肌に塗るときに粉が飛ぶので注意!
パウダーの光の反射などでシミなども目立たなくなりますので、「薄すぎて心配」と思っても大丈夫。素肌感があるのでいつもよりも肌がきれいに見えますよ。
実際に使ってみると、私のようなアラフォーだけではなく、高校生などのメイクにもミネラルファンデーションが向いているなと感じました。肌に優しいし、せっかくの若くてきれいな肌をいかした素肌メイクが簡単にできるからです。
実際、ミネラルファンデーションは同じ商品でも美魔女で有名な「美ST」から若い年代向けの「ar」「mini」まで幅広い年代の雑誌に掲載されています。親子でも使えるってすごいですよね。
ミネラルファンデーションの口コミ
ミネラルファンデーションを実際に使っている方の口コミを集めてみました。
- 乾燥肌でもつっぱらない。敏感肌なので心配だったけど、ミネラルファンデーションを使い続けて肌の赤みなどがおさまってきた気がする。
少しずつ肌の調子が落ち着いてきたので、カバー力はあまり気にならない。 - 日焼け止めとしても使えるのでとても便利。日焼け止めは伸びがよくないものが多く、面倒になってしまってちょっとした買い物などのときにはつけずに出てしまうこともあった。
パウダータイプのミネラルファンデーションは日焼け止め+メイクができるのですごく楽です。 - ミネラルファンデーションは、ファンデーションのヨレがなくなって自然に仕上がります。夏は汗と一緒に落ちていく感じ。ただ、リキッドファンデーションを使っていたときのように「鼻の頭がまばらにボロボロ崩れる」のではなく、「すっきりなくなる」のでべたつきもなく、汗を抑えて上から粉をたたけばいいので化粧直しが簡単です。
- 気になる部分にだけコンシーラーを使えばカバー力は気になりません。チークやハイライトをプラスするとものすごく自然です。コンシーラーもチークもミネラル処方のものを使用しています。
以前は写真を撮ると顔が真っ白に浮いていましたが、ミネラルファンデーションを使うと肌がすごくきれいに映ります。 - 長年、アトピーで悩んでいたのですが、皮膚科でミネラルファンデーションを勧められました。
- つけたまま寝ても罪悪感がないので、彼氏とのお泊りのときに使っています。さらっとして触り心地が自然なので、すっぴんだと思っているみたいです。
ミネラルファンデーションは体に悪い?
ミネラル成分のみでできているミネラルファンデーションは通常のファンデーションと比べて余計な添加物が少なく、肌への負担が少ないと言われています。しかし、ミネラルファンデーションは実は身体に悪いのではないかという意見もあります。
ミネラルファンデーションが体に悪いという人は、「ナノレベルにまで細かい粒子を使っているので、吸い込みが心配」「ミネラル成分の中にも、活性酸素を発生させて細胞をガン化させるような物質もあり、細かい粒子として肌の内部にまで入り込むのが怖い」という意見を挙げていることが多いようです。
これらの問題は、ミネラル粒子をコーティングすることで活性酸素の発生力を抑えたり、肌内部への入り込みを防止することで軽減できると言われています。ただ、そのコーティング剤はまぎれもない添加物です。ブランドによっては、「無視できるほど小さなことのために余計な成分を使いたくない。」としているところもあります。
どこに重きを置くかという考え方次第だと思います。最近のファンデーションは「自然な素肌感」を出すために全体的に粒子が細かくなってきています。
肌内部への入り込みは、一般的なファンデーションでも起こりうることですし、ミネラルファンデーションに限ったことではありません。また、皮膚の表面は乳液の油分や自分の皮脂などで覆われており、ミネラルファンデーションはその上にのせられるので、肌内部に侵入する分は心配されるほど多いとは考えにくいです。
ただし、パウダーの吸い込みに関しては、雑に扱うとかなり粉が飛びます。基礎化粧品で肌を保湿した状態で使う、粉をふたに取るときには高いところから振らない、鼻近くをメイクするときには息をとめるといった工夫は必要です!
また、「それでも吸い込みが気になる」という方は、オイル成分をプラスしたリキッドタイプやリフェルタイプのミネラルファンデーションを利用しているようです。リキッドタイプやリフェルタイプのミネラルファンデーションは、ミネラル成分とオイルに加えて美肌成分も含まれているものが多く、「つけている間もきれいになる!」というフレーズの商品も多いです。
やっぱりパウダータイプがおすすめ!
パウダーの吸い込みが気になる方には、リキッドタイプやリフェルタイプのミネラルファンデーションが人気です。
これらのタイプにはもともとオイルが含まれているので、一緒に美容成分を入れやすいみたいで、「素顔よりも肌にいい」といったものも多いです。カバー力もパウダータイプよりもあります。
それでも!私は絶対にパウダータイプのミネラルファンデーションをおすすめします!
メイク中のブラシの柔らかい感触がとても癒されますし、メイク時間も短縮されるし、メイク直しも楽だし、自然な薄付きの素肌感はパウダータイプだからこそです。美肌成分は基礎化粧品の方でカバーすればいいかなと思っています。
続いては、「スターターキットについているブラシの品質が良すぎ!」「お試しセットとは思えない。」と評判のETOVOS(エトボス)のミネラルファンデーションを実際に私が使ってみた使用感などのレビューと、私のおすすめミネラルファンデーションランキングです。