資生堂エリクシールからシワを改善するリンクルクリームSがついに出た!

PR

シワを改善する医薬部外品のクリームが資生堂からも発売です。ポーラに続いての発売となりますが、資生堂のクリームはレチノールを使ったものであり、オンラインでも手軽に購入できることから大変注目されています。ここでは、ポーラとの比較も含めてリンクルクリームSについてご紹介していきます。

エリクシールからシワを改善するクリームが出た!

2月に資生堂のプレスリリースで、厚生労働省からレチノールによるシワ改善の効能効果についての承認を受けたと発表がありましたが、なんともうそれが製品化されたのです。


6月21日
に発売される「シュペリエル エンリッチド リンクルクリームS」です!

シワ改善のクリームといえば、ポーラからはすでに「リンクルショット」が発売されていますが、今回はそれ以上の効果とも言われ、しかも値段は1本6,246円(税込)ですから、かなり安いのです。

オンライン販売もあり、すでに予約が始まっていますので、気になる方は早めに予約した方が良さそうですね!

さっそく購入しました!

こちらが購入したリンクルクリームSです。

リンクルクリーム

高級感があって、いかにも効きそうといった感じですね!

箱に上の方にしっかりと「しわを改善する医薬部外品。」と大きく書いてあります。

アクアフローラルの良い香り・しっとりとした心地よいテクスチャー

手にとるとアクアフローラルの良い香りがします。そして、肌のうるおいを保ち、ハリや潤いを与えてくれるという、しっとりとした心地のいいテクスチャーです。

伸ばしてみると、肌に置くように馴染んでくれます。塗った後はベタつきもなく、さらっとしてもとてもい良い感じです。

そして、容器はやわらかいのですが、かなりしっかりと作られている印象です。これは純粋レチノールが不安定が性質であることから、酸素や熱などから守るためだといいます。

リンクルクリームSの使い方

基本的に、洗顔後に化粧水、乳液、美容クリームを使用した後に使います。

また、レチノールの性質上、朝にリンクルクリームSを使った場合はUVカット効果のある化粧品を使う必要があります。

他のレチノール化粧品を使っている場合は1つずつ、様子を見ながら使うようにと注意書きがあります。

なお、ホームページには次のような使い方を例にしています。

朝の使い方

  1. 化粧水
  2. 美容液
  3. 乳液
  4. リンクルクリームS
  5. 日中用美容乳液

※朝に使うときには、使用後にUVカット効果のある化粧品を使用する。

夜の使い方

  1. 化粧水
  2. 美容液
  3. 乳液
  4. クリーム
  5. リンクルクリームS
  6. パック

私はここまでしっかりとケアをしていないので、

  • 朝は
    化粧水 → 乳液 → リンクルクリームS → ファンデーション(UVカット効果あり)→ 日差しの強いときにはUVのスプレー
  • 夜は
    化粧水 → 乳液 → リンクルクリームS → クリーム

という感じで使っています。

私も40歳を過ぎていますので、目尻のシワがやはり気になります。

これでどのくらい改善するのか、とても楽しみです!

効果のほどはまた報告したいと思います。

国が認めたシワ改善の効果!検証もしっかりと行われています

リンクルクリームSは化粧品ではなく、医薬部外品です。つまり、シワの改善効果について、国が認めた商品ということになります。

国が認めているのですが、具体的にどのくらいのシワが改善されるのか気になりますよね。

資生堂のプレスリリース(2017年2月28日)によると、シワの改善効果の試験については、「新規効能取得のための抗シワ製品評価ガイドライン(日本香粧品学会)」に沿って、効果を確かめたといいます。

試験の対象となったのは次の人になります。

  • 健常な日本人女性で
  • 年齢37歳〜54歳(平均46歳)

そして、

  • 有効成分純粋レチノールを配合している新商品
  • 純粋レチノールを配合していない商品

この2つを使って、シワがどのくらい改善しているのか検証を行っています。

40代以降のシワに効果あり!

シワのレベル(シワグレード)については、ガイドラインに以下のような一覧が掲載されています。

出典:新規効能取得のための抗シワ製品評価ガイドライン(抗老化機能評価専門委員会)

この中のシワグレード4の対する有効性が確認されたのです。

グレード4には、「明瞭な浅いシワの中に、やや深いシワがわずかに認められる」と記載されていて、私の感覚からいうと
40代から60代のシワに効果がある
ように感じます。

そして、こちらがプレスリリースに掲載されていたシワの改善効果が見られた人の写真です。

この写真を見ると、はっきりとシワが改善されていることがわかりますね。

ポーラのリンクルショットとの比較

シワを改善するクリームとして、先行して販売しているのがポーラです。

2017年の1月に販売を開始して、とても評判が高いです。

気になるのが、ポーラと資生堂の商品はどちらの方がシワを改善してくれるのか、ですね!

それぞれの商品のプレスリリース等に掲載されていた内容は次のようになります。

資生堂
リンクルクリームS
ポーラ
リンクルショット
シワグレードの変化 4.75 → 4.0(9週間後) 3.5→3.25(12週間後)

資生堂のリンクルクリームSは、なんと9週間で4.75のシワグレードが4.0にまで改善しています。

これはポーラのリンクルショットよりも大きな効果となっていますね。

そして、値段や内容量などの比較はこちらです。

資生堂
リンクルクリームS
ポーラ
リンクルショット
内容量 15g 20g
値段(1本) 6,264円(税込) 16,200円(税込)
使い方 パール粒1個分(全体に使用)を気になる部分になじませる シワの部位ごとに使用
1本の使用期間 パール粒1個分(全体に使用)で1か月 1部位(部位ごとの使用)で4か月

1本の値段は資生堂のリンクルクリームSの方が安いですが、1回にパール粒ほどの量を使用することを前提としています。

一方、ポーラのリンクルショットは、一つ一つのシワごとに使うので、1部位なら4か月、2部位なら2か月程度使用できることになります。

使う場所と値段を考えると、次のようになると思います。

  • 顔全体に使いたいなら、資生堂リンクルクリームS
  • 使いたい場所(シワの部位)が決まっているなら、ポーラのリンクルショット

ただし、効果には個人差があると思われますので、両方使って効果を試してみるのもいいかもしれませんね。

資生堂とポーラの作用の違い

資生堂のリンクルクリームSと、ポーラのリンクルショットはシワに対する働きかけ方が異なります。

資生堂リンクルクリームSの作用

前述のとおり、純粋レチノールを配合していることから、このレチノールがシワに対して効果を発揮します。

純粋レチノールにより、以下の流れでシワが改善していくのです。

シワに対する作用の流れ

  1. 表皮のヒアルロン酸を自身の肌で生み出せるようにする。
  2. 肌表面の角層の水分が増加する。
  3. シワを改善する。

つまり、自分自身の肌に対してヒアルロン酸の産生を促すように働きかけるということですね。

ポーラのリンクルショット

ポーラはシワの原因となる「好中球エスタラーゼ」を阻害する成分を開発しています。

好中球エスタラーゼとは、肌のコラーゲンやエラスチンを分解する成分であり、この好中球エスタラーゼがそういった働きをしないよう、有効成分のニールワンという成分を開発したのです。

したがって、こちらはコラーゲンやエラスチンを壊さないようにすることで、シワを改善するということになります。

ポーラのリンクルショットについては、レビューなどもしていますので、参考にしてください。

資生堂とポーラはどちらが効果があるのか?

双方のプレスリリースの内容をみると、資生堂の方が効果が高いようにも感じますが、実際に使ってみるまではわからないというのが、個人的な印象です。

人によって合う人や合わない人、そういった個人差があると思います。

当サイトでは購入してしっかりと検証したいと思います!

購入できる場所は?

ポーラのリンクルショットは、ポーラの店頭販売のみでしたが、資生堂のリンクルクリームSは資生堂のオンラインショップ(ワタシプラス)でも購入できますし、ドラッグストア、量販店でも購入が可能です。

近くに販売店がなくても、オンラインで手軽に購入できるというのは嬉しいですね。

レチノールとは

リンクルクリームSはレチノールを使ってシワを改善するというものなのですが、レチノールとはどういったものなのでしょうか。

一般的にレチノールはビタミンAのことをいいます。(実際にはビタミンAはレチノール以外のものも合わさっているのですが、ここでは簡単に説明していきます。)

もちろん、レチノール=ビタミンAという簡単な話ではないのですが、大まかに次のようなことになります。

ビタミンAは・・・

  • 動物にはレチノール
  • 植物にはカロテン

という形で存在しています。

そして、ヒトの体内では、どちらを摂取しても結果としてレチノールになってしまうのです。

ですから、私たちの体の中ではビタミンAはレチノールとして存在していると考えておきましょう。

そして、そのレチノールは体の中で主に次のような働きをしています。

レチノールの主な働き

  • 目の神経伝達を行う
  • 動脈効果を予防する
  • 皮膚や粘膜のターンオーバーを促進する
  • 免疫力を高める

特に皮膚に対する効果は大きいといわれ、

皮膚に対する作用

  • 新陳代謝を促進させる
  • 保湿性を高める
  • コラーゲンを増やす
  • エラスチンを増やす

こういった効果があると言われているのです。

つまり、目尻などのシワや肌のたるみを改善してくれるのです。

レチノールには大きく2種類ある

また、化粧品などで使用されているレチノールには、大きく2種類に分けられます。

2種類のレチノール

  1. 純粋レチノール
  2. レチノール誘導体

それぞれの特徴があります。

純粋レチノール

その名のとおり、レチノールそのものと言えます。

純粋レチノールは安定しない成分で、酸素、熱、光に弱いため、酸化しやすくその豊富な効果がうまく発揮されないという難点があります。

そのため、純粋レチノールはあまり化粧品では使われていないという状況がありました。

しかし、資生堂では30年以上も研究を続けることで、純粋レチノールをそのまま化粧品に配合するという技術を開発しました。

そして、現在もその技術を使った化粧品などが販売されています。

もちろん、リンクルクリームSにもその技術が使われていて、しっかりと効果を発揮してくれるという訳です。

レチノール誘導体

不安定で壊れやすい純粋レチノールを安定化させ、肌への浸透力を高め、化粧品として使いやすくしたものがレチノール誘導体です。

肌に対する様々な効果が言われていますが、その効果は限定的で保湿程度だとも言われています。

まとめ

資生堂の新商品リンクルクリームSについて、紹介してきました。

今後はこういった本当に効果がある医薬部外品という枠で、様々な商品が開発されていくように思います。

各社の研究・開発におおいに期待したいですね。