足のつぼ、足つぼマッサージで便秘、肩こり、腰痛などを解消しよう!

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足のつぼには、東洋医学の「つぼ」と、足つぼマッサージやリフレクソロジーといった足裏のマッサージがあります。どちらも良い効果があり、便秘や肩こり、ダイエット、むくみなど、様々な効果があります。足つぼの場所、効果を図解でポイントを解説しました。

つぼとは?

足つぼマッサージつぼは、専門的な用語で「経穴(けいけつ)」と言います。

東洋医学における、全身を巡る気や血の流れる道筋である「経絡(けいらく)」の上にあり、特に気が集まっているところを指します。

人の体には経絡が14あると言われており、その経絡上に存在するつぼの数は354とも365とも言われています。

数の違いは、国や団体の見解の違いとされていましたが、WHO(世界保健機構)が医学的につぼの有効性を認めたことから、2006年にWHO経穴部位国際標準化公式会議が開かれた折、361に統一されました。

また、日本で経穴をつぼと呼ぶようになったのは、穴という言葉から連想されるくぼみやへこみが壺に繋がったというのが有力と言われています。実際に熟練した鍼灸師がつぼを押すと、その部分が凹んでいることがわかるそうです。

つぼは、五臓六腑の異常が現れる場所として認識され、マッサージやお灸、針、指圧などで刺激することによって、気の滞留を解消し病気を治癒すると考えられています。

足にはどのような「つぼ」があるのでしょうか。そしてその効果とは?

つぼは民間療法と思われがちですが、中国の中医学に基づきWHOもその治療効果を認めているものです。

しかし、最近よく見聞きするようになった「足つぼマッサージ」や「足裏マッサージ」は、実は東洋医学で言うところのつぼとは異なります。

足つぼマッサージは、正式には「リフレクソロジー」と言われるものであり、アメリカが発祥です。

なお、東洋医学における足裏のつぼは、「湧泉(ゆうせん)」のみとなっています。

湧泉は、足裏の中央より少し上、人差し指と中指の間にあるくぼみ部分で、腎臓の機能向上や回復に効果があることから、むくみを取るのによいと言われています。

また、贅沢病として知られている痛風も腎臓の働きと深い関わりがあるため、湧泉は痛風予防にも効果があると言われています。

では、湧泉以外にはどのようなつぼがあるのでしょうか。そこでここでは、効果別につぼをご紹介します。



便秘解消に効果があるつぼ

足三里(あしさんり)

膝の皿から指4本分下がった骨の外側にあるつぼです。胃腸の機能を整える効果があります。親指と中指をあててぐりぐりと捏ねるように押しましょう。

太衝(たいしょう)

足の甲の部分、親指と人差し指の骨が合うところに位置します。揉むように親指で押しましょう。お腹が張ったりゲップが出るタイプの便秘に効きます。

肩こりに効くつぼ

臨泣(りんきゅう)

足の中指と小指の間に指を這わせて止まったところにあるつぼです。足に対して垂直に親指を立て、痛みを感じる強さで押しましょう。

ダイエットに効果があるつぼ

豊隆(ほうりゅう)

膝の外側と外くるぶしを結んだ線の、中間にあります。やや強めに押すと食欲を抑える効果があります。

むくみを取るつぼ

委中(いちゅう)承筋(しょうきん)承間(しょうかん)承山(しょうざん)

足つぼ膝裏から足首にかけて伸びるライン上にあるつぼです。

膝裏の真ん中にあるのが「委中」、委中と足首のちょうど中央にあるのが「承山」、委中と承山の真ん中、ふくらはぎの筋肉が一番盛り上がっている部分が「承筋」、承筋と承山の中央にあるのが「承間」です。

足のむくみを取るのに効果があり、椅子に腰を掛けて両手の中指を、「委中→承筋→承間→承山」の順番で押していきます。

妊婦によいツボ

三陰交(さんいんこう)

内くるぶしの上から指4本分上に上がったところにあるつぼです。生理痛や冷え症など女性に多い症状に効くと言われているつぼですが、「安産のつぼ」とも呼ばれています。

ただし、妊婦さんに対してつぼ押しや鍼灸治療を行うことについては賛否両論があるため、医師や専門家に確認するなどして、必ず自己責任で行って下さい。

腰痛に効くつぼ

崑崙(こんろん)

外くるぶしからアキレス腱に向かって進み、アキレス腱とぶつかる部分です。足首を掴んだ状態で、親指だけで優しく刺激しましょう。

飛陽(ひよう)、跗陽(ふよう)

外くるぶしの後ろのくぼみから、膝横に向かって指4本分進んだところが跗陽、8本分に親指を足したところが飛陽です。親指の先で指を入れ込むように押しましょう。

足つぼマッサージについて

足つぼマッサージは、正式には「反射療法」と言います。

日本ではリフレクソロジーと言う呼ばれ方が一般的ですが、これはreflex(反射)とology(~学、~論という意味)を合わせた造語となっています。

中国が発祥の経穴(つぼ)とは異なり、足つぼマッサージでは足裏にある反射区と呼ばれる内臓に繋がる末梢神経が集中している場所を刺激することで、体の不調を改善したり健康を促進させます。

つぼが点を刺激するものに対して、反射区は面であることも大きな違いと言えるでしょう。

なお、反射区は以下のように決まっています。

【足つぼ反射区表】(クリックすると拡大します。)

反射区表

お酒をよく飲む方やダイエットをしている方は、肝臓に脂肪がついた状態、いわゆる脂肪肝になりやすいと言われています。

このような場合、上記の足つぼ反射区表と照らし合わせて肝臓の反射区(右足の真ん中よりやや左上)を押して見ましょう。その部分を押して痛みを感じたら「肝臓が弱っている」サインです。

なお、足つぼマッサージは西洋式と東洋式に分かれており、さらに日本で普及している足つぼマッサージは、主に「英国式」と「台湾式」に分かれています。

英国式と台湾式の違いとは?

英国式は、強い刺激は行わずアロマオイルやヒーリングミュージックを使用したリラックスがメインの施術となっているのに対し、台湾式は指の関節や棒などを使用して強い刺激を与えるのが特徴です。

西洋人は痛みをストレスと感じる方が多いため英国式を好み、一方の東洋人は痛みが強いほど効果があると感じることから台湾式を好むと言われています。

このような違いをあらかじめ知っておくことは、お店を選ぶ際に迷わず行えるので是非覚えておきたいポイントです。


足つぼマッサージ、リフレクソロジーのお店

それでは、英国式、台湾式の施術を行っているお店をいくつかご紹介したいと思います。

英国式

Queensway(クイーンズウェイ)

日本で最も歴史が古い英国式リフレクソロジーのお店です。オリジナルの技術により、日本人の好みに合わせた「痛気持ちいい」刺激が受けられます。

Queensway(クイーンズウェイ)のホームページはこちらです。

REFLE(リフレ)

英国第一人者のルネ・ターナーに師事し、高度のレベルを備えたリフレクソロジストを養成しています。

REFLE(リフレ)のホームページはこちらです。

台湾式

Dr.Foot(ドクターフット)

「日本一痛気持ちいい」と言われるお店です。癒しやリラクゼーションに留まらず、体質改善や健康を求めた施術を行っています。

Dr.Foot(ドクターフット)のホームページはこちらです。

烏来(ウーライ)

深部に行き渡る強さで揉みほぐすため、即効性と共に持続性も体感して頂けます。

烏来(ウーライ)のホームページはこちらです。

足つぼ用のグッズの紹介

足つぼマッサージのお店が近くにない場合や、お店に行く時間がない場合、自宅で手軽に足つぼマッサージが行えたら嬉しいですよね。

そこでここでは、足つぼ用のグッズをご紹介したいと思います。

痛快フットマット

足つぼマットの先端に、足裏のつぼを解説したイラストとつぼを刺激する小石が装備されています。まずはそこに乗って、自分の体のどこが弱っているのか確認してみましょう。

次に、全長220㎝のマットにランダムに敷き詰められた小石の上を歩いてみましょう。

日々の疲れが癒されると共に、健康管理にもおおいに役立ちます。

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痛快フットマットの口コミ
  • 小石がカラフルな色合いなので、見た目も楽しく、毎日続けて歩いています。
  • 始めは痛くて全く歩けませんでしたが、今は慣れて少しずつ歩けるようになりました。つぼが刺激されたおかげか、体が軽くなった気がします。
  • ここを歩くと体がぽかぽかと温まります。

ルルド フットマッサージャー

足裏やふくらはぎ、手の平などを気軽にマッサージすることができるコンパクトなマッサージ機です。

もみ玉にヒーターが内蔵されているので、手もみされている感覚を味わえます。

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ルルド フットマッサージャーの口コミ
  • もみ玉が回転するので、足裏に使うと全体をまんべんなくマッサージしてくれます。
  • もみ玉の1つの高さを上げられるため、つぼ押しのような気持ち良さも味わえます。

タイのつぼ押し棒・マッサージ棒

タイから直輸入したプロ御用達のつぼ押し棒・マッサージ棒です。

タイ原産の天然木を使用しており、クロスタイプなので持ち方を変えることによってよりダイレクトにつぼを刺激することができます。

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タイのつぼ押し棒・マッサージ棒の口コミ
  • とても軽く、なおかつ押しやすいのでとても気に入っています。
  • 家で使うだけでは勿体ないので、持ち歩いて使っています。
  • 体のどの部分を押すにも、持ち方を変えると楽にできるのがよいです。